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自転車と道路

自転車はどこを走る

 知らなくてはいけないのはもちろん自転車そのものですが、さらに道路を中心とする自転車をとりまく環境について知っておくことも、安全なサイクリングのために大切なことです。

 自転車を始めて、まず迷うこと。それはどこを走ればいいのかということでしょう。
 日本で圧倒的に多い自転車の使い道は、通勤・通学、買い物です。それ以外に、自転車を使う目的は、気晴らし、癒し、健康管理などが目的のサイクリングがあるし、そしてその延長線上には、何泊かの自転車旅行があり、自転車レースもあります。
 ここでは、個人がおこなう、ごく普通のサイクリングの目的のために自転車はどこを走ればいいのでしょうか。

 自転車は気軽な乗り物ですから、まずは自宅を中心に半径5kmから10kmほどの範囲内で、走れるところがないかどうか、調べてみましょう。最近、サイクリングだからといって、自転車をクルマに積み込んで、遠くにでかけて、着いた先でサイクリングをするといった楽しみ方をする人も多いけれど、まずは自宅を起点として走ってみて、楽しい道、走りやすい道を発見しましょう。


自転車と法律

 当然のことですが、自転車は道がなければ走ることができません。もっとも道なき野山を走るマウンテンバイク(MTB)もありますが、これとて、最近は大きな顔で町中を走っています。
 そこで道路です。
 自転車を快適に走らせることが出来る専用道路は日本にはほとんど存在しません。仮に「サイクリング道路」と銘うっている道路があったとしても、たいてい歩行者と兼用の道路であり、しかも歩行者優先の道路となっています。看板はサイクリング道路でも実態は歩行者優先原則が必ずついて回ります。ボクに言わせれば、日本の自転車道路はこうしたニセ自転車道路です。
 ですから自転車は例えサイクリング道路となっていても肩身の狭い思いをして走らなければなりません。ここが、自転車先進国と大きく異なるところです。自転車先進国または自転車天国と呼ばれている外国のことは、海外ツアーのページで紹介していますので、そちらをご覧下さい。
 まずは、どうしても走らなくてはならない一般道路と自転車のことについて…。

自転車を走らせるのに法律が必要なの?

 自転車はクルマの仲間で、法律上(道路交通法)は軽車両(法第2条11項)として扱われていて、歩行者とは厳密に区別されています。まずこの概念を頭にたたき込んでください。
 道路交通法では自転車の定義(第2条11項の2)があり、さら「普通自転車」という規定(長さ190cm、幅60cmを越えないもの)がなされており、普通自転車が通行できるところを定めています。ここでとりあげているスポーツ系の自転車はすべて法律上の「普通自転車」のわくにおさまります。
 「しかし、みんな歩行者とともに歩道を走っているよ」…その通りです。たしかに自転車は歩道も走ることが出来ます。しかし厳密に言えば、これも法律的には例外の扱いで1978年の道路交通法改正で「自転車通行可」の標識がある歩道を走ることが、許可されました(法63条の4)
 当時の背景を振り返ってみましょう。当時は、日本もマイカーブームの到来で、1963年には早くも高速道路「名神」がはじめて部分開通。高速道路時代の幕開けです。同時に一般道路は渋滞がひどく、また交通事故も急増しました。ついでに「市電」と呼ばれていた路面電車も次々、追い払われ(注)、道路はクルマの占有物と化したのです。

 そこで官僚が考えだしたのが、自転車を歩道に上げてしまえという発想です。これなら、交通事故で自転車死亡事故が減少し、クルマにとって邪魔な自転車がいなくなるので、安心して走れる…というわけです。
 この法改正で、歩行者は歩道、自転車は一般道という通行区分のルールが破壊され、自転車の存在が、クルマ側からも、そして歩行者の側からも疎外されるという継子扱いが、始まったのでした。
 モータリゼーションで路面電車が撤去されただけでなく、自転車までが差別扱いを受ける結果となってしまったのです。そして、この方策が自転車専用道路を整備しないで棚上げするといった状態をゆるしている結果となっているのです。経済先進国としてこれでいいのでしょうか。

(注)交通渋滞を解消するためとして1965年に市電撤去方針を打ち出し、以降10年間で全廃させた京都市、同じ頃、仙台でも市電廃止撤去(1969〜76年)。213kmの営業路線で毎日150万人が利用していた都電は1963年新宿〜荻窪間廃止を手始めに、1972年には三ノ輪橋〜赤羽間と荒川電車前〜早稲田間の2路線を残し、全廃。東京の街から都電が消えた。

歩道の走り方

 歩道を自転車が走る場合に、大きくわけて2つの問題があります。一つは歩行者との関係の問題です。歩行者にとって自転車は、邪魔者であり、また走る凶器といった存在であることは、容易に理解できます。現に、自転車が歩行者に触れるなどして不幸にして歩行者が亡くなるケースが高齢者だけでも年に数百件起きています。「歩道走行可」の標識があったとしても、常に歩行者の安全を銘記しなければなりません。道交法では、歩行者通行妨害の禁止(第63条の4第2項)が定められています。
 歩道といっても、ごくまれに幅広い歩道があって、歩行者と自転車が分離して通行できるようにラインと標識などで区分けされたところがあります。これが自転車道と呼ばれているものです。歩道上にこの自転車道がある場合には自転車はこのレーンを走らなければなりません(法第63条の3)。
 しかし、例えば、関東圏において国土交通省の道路整備局が管理している直轄国道における「自転車道」の整備状況は関東地方の1都8県を合わせても、わずかに4.3km(2005/4現在)という状況です。つまり、道交法で自転車道がある場合には、自転車道を走りなさいという規定があるものの、実態としては全くと言っていいほど整備されていないのが現状で、自転車は歩行者優先の歩道を走るか、クルマからの脅威を感じつつ車道を走るかのどちらを選択するほかないのが現状です。自転車先進国のように車道の一部を自転車専用レーンとして整備するのは、今後の課題だと国土交通省も認めています。

 直轄国道以外の都道府県や政令指定都市が管理する国道や都道府県道にしても状況は似たようなもので、例えば神奈川県の場合、「自転車専用」と表示された自転車通行帯があるのはわずか30個所で、その延べ延長は23kmほどしか整備されていないといいます(2005/4現在)。

 軽車両である自転車は左側通行の義務があります。昔はリアカーとか、台八車とか、ほかにも軽車両がありましたが、いまでは自転車は推進動力を持たない唯一特殊な車両ですが、ほとんどの人は歩道を走ります。しかし法的には「自転車通行可」の標識がある歩道しか走ることができません。
 「自転車通行可」の標識のない歩道は自転車は走れないことになっています。しかし現実は、ご承知の通り、中学生などがスピードをだして歩行者に被害を与えるといった事例が増えていますし、この歩道で加害者となった場合、道交法違反を問われることにもなります。
 歩行者で込み合っている歩道は自転車降りて押し歩くなど、あくまで歩行者優先を心がけましょう。
 比較的幅の広い歩道や歩行者と自転車の分離ができている歩道では、自転車は車道寄りを走ります。もちろん自転車同士のすれ違いはあくまで左側通行です。自転車の追い抜きは右側からです。

 そうした基本的な走り方とは別に、安全上で守ってほしいことがあります。それは、なるべく真っ直ぐに走り、ふらつかないことです。ふらつきは後方からみて、曲がろうとしているかどうかの判断がつきにくいからです。
 右左折の場合は、必ず前後の確認をしてから手信号でサインします(右左折又は進路を変更合図に関する法規定…法第53条第1項)。
 オランダの市民たちはみな手信号を使い、込みあったところでも安全に走っています。日本では、これをしないでいきなり曲がる人が実はほとんどですが、事故を誘発する原因になりますので心掛けましょう。同時に前方の出会頭事故にも注意します。

 もう一つの問題は、歩道の構造からくる問題です。自転車にとってわずか3センチの段差でも走行の大きな障害になります。歩道幅が狭くて路面より高い歩道から車道側への転落の危険もあります。だいいち安全に走れる歩道はたいていの場合、そんなに長くは続きません。途中で歩道が消滅してしまうことだってしょっちゅうあるからです。そうしたことに注意して歩道を走りましょう。

 歩道での歩行者との関係がわずらわしかったり、歩道の構造上からくる走りにくさがあるために、ある程度長い距離を走る場合は車道を走ることになってしまうのですが、自転車道路ないし、専用レーンが整備されていない現状では、これもやむをえません。歩道のない道路は実に多く存在していますから、自転車はどうしても車道を走らなければならないときがあるのです。

一般道路の走り方

 自動車専用道路…つまり高速道路…以外は自転車は走れるといっても、常に安全が保障されているわけではありません。また高速道路以外の道路であっても、鉄道下を抜けているトンネルやバイパス道路で軽車両の進入を規制しているところもあります。ですからクルマ中心の幹線道路はなるべく走らないほうがよいでしょう。騒音や排ガスになやまされるだけでなく。クルマに巻き込まれる危険が常につきまとうからです。
 センターラインのある片側1車線の道路は道路種別は別にして、その地域の幹線道路であり、クルマが比較的多い道路です。しかし車線が狭い場合はクルマが対向車とすれ違う際に幅寄せをしてくるケースが多いので注意が必要です。また自転車は登り坂では時速が極端に低下するので、どうしてもふらついてしまう傾向がありますが、これもクルマとの接触事故の危険をはらんでいるので注意しましょう。
 なるべく幹線道路をさけて、生活道路に迂回するようにしましょう。センターラインのない相互通行道路のほうが自転車にとっては安心して走れるものです。

 では、具体的に自転車は道路のどの部分を走ればいいのでしょうか。道路交通法では自転車の通行区分について2つの規定を設けています。ひとつは「軽車両は、路側帯を通行することができる」(法第17条の2)という規定で、他は「軽車両は道路の左側端に寄って通行しなければならない」(法第18条)という規定です。路側帯とは車道レーンの外側にあり、白線で区別され、クルマの通行が禁止されています。しかしこの路側帯がない道路も実に多いものです。18条の道路の左端寄り通行は義務規定なので、自転車は道路の中央寄りを走ることはできません。
 ましてや、道路の右側は絶対に走ってはいけません。しかし現実にはルール通り左側を走っていて逆走してくる自転車とぶつかりそうになることがよくあります。そんな自転車はたいていの場合、右へ右へと避けようとしますから、最後は互いに、にらめっこということになってしまいます。そんなときは「左側通行を守ってください」と声をかけましょう。たいてい大人の女性が多いのですが、なぜでしょうね。逆走者はルール通りの自転車を事故に巻き込む可能性が高く危険であるだけでなく、逆走は、クルマからみて発見が遅れ、事故につながる確率が高くなります。

道路端のこと

 自転車は道路の左端を走らなければならないと考え、忠実にこれを守っていてはかえって危険です。歩道との段差にペダルを引っかけることだってあるし、道路脇の舗装の切れ目やアスファルトの盛り上がりや小さな穴にタイヤを落とすことだってあります。カマボコ型の道路構造から分かるとおり、路肩にはいろんなものが寄せ集められたような状況となっています。クルマのウインカー部品などのプラスティック破片やガラスくず、釘やボルトのたぐい、空き缶、乾電池など、こうしたゴミが自転車に与える影響は無視できません。
 釘やプラスティックの破片で、タイヤは簡単にパンクしてしまいます。路肩ギリギリの走行はパンクを避けるためにも止めたほうがいいのです。空き缶も、タイヤで踏んづけると絡みついて、スポークを折ってしまうこともあります。もっとも怖いのは乾電池です。単3型の乾電池をうっかり踏んでしまうと、自転車はコントロール不能となり、悪くすれば転倒してしまいます。後ろからクルマでも迫っていれば、それだけで大事故につながりかねません。
 そのほか、路面の亀裂、夏にゆるんだアスファルトが盛り上がっている場所もあります。逆に、スパイクタイヤで削られたあとが溝になっていて、ハンドルを取られたりもします。
 このように補修が必要な道路は実に多くありますが、何年も放置されているのが現状です。自転車専用レーンの設置が望ましいのですが、せめてこうした危険な個所の補修を緊急に望みたいものです。
 前方を注意深く見ながら、すばやくこのような危険物を察知し、減速したり回避する技術を身につけることが必要です。その際、後方から迫ってくるクルマを常に背中で感じつつ、ハンドル操作で障害物をさけるか、またはブレーキで減速または、停止するかの判断も求められます。

 実際に車道を走る場合、安心して走れる路側帯があるところは、その路側帯を走ります。路側帯が無い場合は、車道レーンの左端から右側へ数10センチ位を走ります。これは後続のクルマへの無言の意志表示ともなります。このようにわずかに車道寄りだと、相手もスピードを控えて、回り込んで追い抜かざるを得ないという効果もあるからです。クルマ、とくにバスやトラックが恐ろしいからといって、路肩ギリギリを走るのは止めましょう。そうするとトラックはあなたの横を猛然とすり抜けてゆくでしょう。その恐怖感からあなたは不安定な姿勢となり、バランスを崩して転倒しないとも限りません。クルマのレーンの左端から数10センチのところを走れば、クルマは自転車に配慮して減速してくれます。
 同じことは対向車にたいしても言えます。センターラインのない相互通行道路の場合、自転車も車道端からややセンターラインに近いところを走りましょう。そうすると対向車は減速を余儀なくされます。自転車がここにいるぞという意志表示が大切です。

 その他の、注意点として、駐停車中のクルマの右脇を追い越す場合、突然クルマのドアが開くことがあります。もちろんクルマの側の過失ですが、仮にドアが開いても余裕をもって避けられるように追い越すか、それができない時は駐停車中のクルマとアイコンタクトをとるなど十分な注意が必要です。

交差点の通過

 自転車で信号のある交差点を通過したり、右左折するときは、道交法で特別の規定がありますので、それに従います。
 交差点を横断しようとするときは、自転車横断帯がある場所では、その自転車横断帯により横断しなければなりません(第63条の6)。
 次は左折又は右折の場合です。
 左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿って(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない(第34条)…とされています。
 右折する場合は、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければならない(第34条3)…とされ、交差点の2辺をたどって右折することになりますから、1回の信号では渡ることができません。この場合も自転車横断帯があるときは、その自転車横断帯を進行しなければなりません(第63条の7)。
 さらに交差点手前に交差点への進入禁止標示があるときは、交差点に入ることもできない場合もあります(第63条の7の2項)。

 自転車で公道を走る場合に運転免許はもちろん必要ありません。しかし以上のような交通ルールを守ることが義務づけられていますので、しっかり守るようにしましょう。自転車に乗っていて死傷したもののうち、これらの交通ルール違反者は約70%を占め、実数は12万人を越えて、しかも増加しているといいます(2005年度)。なにより安全な走行のためにくれぐれもルールを守りましょう。

サイクリング道路の走り方

 自宅の近くにサイクリング道路がある人はそんなにいないでしょう。日本ではサイクリング道路の整備は遅れていますから、自宅近くのサイクリング道路を利用できるという人は相当恵まれているというべきです。
 日本ではサイクリング専用道はないに等しい状態です。そんなことはない、あちこちにあるじゃないかと思われますが、かならず「歩行者優先」と書かれているはずです。これはオランダやドイツで普及している本物の自転車専用道路ではないことは容易に理解していただけると思います。あちらの自転車専用道路は歩行者の進入が禁止されており、事情を知らない日本人旅行者がうっかり足を踏み入れ、サイクリストから怒鳴られると言った光景を目にしたりします。 日本のサイクリング道路を走る場合、なにより肝に銘じなければならないのは歩行者の安全です。日本のサイクリング道路は歩行者との共同利用という実に変則的なものであることをしっかりと理解しましょう。
 そのうえで、ルールです。必ず左側通行を守りましょう。これについてはすでに述べた通りですが、この基本的なルールがおざなりにされているのは、交通ルールの教育がおろそかにされていることが基本にあると思います。クルマなら正面衝突の大事故になるが、自転車だと、どうして社会問題にならないのでしょうか。
 追い抜きはもちろん右側から、声をかけるなり、大回りするなりして、相手のとの距離をとることが大切です。なにより減速にこころがけましょう。自転車は当然のことながらエンジン音がしないので、歩行者にとって自転車が近づいていることがわからない場合がほとんどだということを理解しましょう。
 クルマの進入が規制されているサイクリング道路では、歩行者の側もクルマからの防衛意識がなくなっていることに思いいたらなければなりません。またむやみにベルをならさないで、「すみません」とか「抜きます」とか声を掛けるようにしましょう。
 最近、増えているのが犬などのペットを連れた歩行者です。細くて長い伸縮式のクサリ(リードとも呼ばれている)で散歩させている人が増えています。ペットを連れた歩行者の注意は常にペットに向いていますので、自転車側が細心の注意で通過する必要があります。見えにくいクサリを引っかけたらたいへんなことになります。十分注意するようにしましょう。
 サイクリング道路で、気を付けることは他にもあります。特に週末や休日のサイクリング道路はサイクリストで相当に込んでいるものです。したがって自転車同士の接触事故も多発しています。遅い自転車を追い越すときには、必ず、前方だけでなく後方確認も行いましょう。その際、右折または右側に寄るよという意味の手信号も欠かせません。特に込んでいるサイクリング道路を走るときは、スピードを控え目に、いつでも停止できるようブレーキに手をかけておくことも必要です。二人乗りも法律で禁止されているので、タンデムという二人で漕ぐタイプの自転車も日本では、特に指定されているところ以外は走れないことになっています。

車道と歩道の舗装


 よく歩道を走っていて、路面がデコボコしていることがあります。一般の車道はなめらかな舗装がされているのに、どうしてなのだろうと、思ってしまいます。
 これは、もともと歩道は歩行者のためのものなので、その目的にあった安い経費で済む簡易舗装が施されているためです。これに比べ、一般道路の場合は、大型トラックなど10トンを越える車両の繰り返しの酷使にも耐える構造として、頑丈かつ、なめらかに作られています。
 「自転車通行可」の歩道も簡易舗装であることに変わりありません。自転車にとって歩行者優先の原則を守ること以外にも、走りにくい歩道を走ることを強いられているとも言えます。

自転車と飲酒


 サイクリングの途中でビールを飲むのも楽しいものです。ヨーロッパなどでは、昼食に立ち寄ったレストランで仲間同士、ジョッキを傾けて実に楽しそうです。
 しかし、例え自転車であっても、日本の法律では飲酒運転の禁止(第65条1項)が定められています。クルマの場合と同様に、「呑んだら乗るな」です。
 自転車の場合は、クルマと違って、2輪車であるため、飲酒によって平衡感覚が麻痺し、ふらつくばかりか、深酒では転倒してしまい、まともに走ることはできません。
 そこまで、深酒しなくても、スポーツ中に呑むことは正常なサイクリングに影響を与え、疲労しやすくもなります。
 仲間同士であっても、飲酒はサイクリングが終わった宿泊施設などの楽しい語らいのときのために、とっておくように心掛けましょう。
 そのほか「してはいけない自転車の乗り方」として、@一人以上で走行する場合、よく仲間同士で並んで走っているのに出会いますが、これもナマー違反で、相当に広い歩道ならともかく、必ず縦列走行を心がけましょう(並進の禁止…法第19条)、A二人乗りの禁止(第57条第2項)、B傘さし運転、ケータイ電話の使用の禁止など(道交法第71条第6号)があります。

なお、 『交通の方法に関する教則本』の自転車に関する記述も参考になります。




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