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国内自転車旅

輪行の楽しさ

   日帰りでは無理な長距離や、遠隔地でのサイクリングをしたい時は、電車や航空機に自転車を積載して一緒に移動する「輪行」(りんこう)という方法があります。これにたいして自らのペダリングで目的地まで走ることを「自走」と呼んでいます。
 今日では「輪行」は、スキーやサーフィンなどスポーツ用品の持ち込みと同じ扱いで、飛行機の場合を除いて、ほとんどの交通機関では持ち込み料は無料となっています。ただし、コンパクトにしてケースまたは袋に収納することが条件です。その袋のことを「輪行袋」と呼んでおり、いろいろなサイズのものが市販されています。
 「輪行」をするには、フォールディングバイクのように簡単に折りたたんで「輪行袋」に収納すればいいわけです。また、一般のスポーツタイプであれば、車輪やハンドルをとりはずす分解作業が必要で、時間もかかり、それなりに分解のテクニックも必要になります。  また、この「輪行」を前提として作られているランドナーと呼ばれている旅行専用自転車の場合は、分解時間を大幅に短縮できるように作られており、数分もあれば「輪行袋」に収納して新幹線に乗ることもできます。

 ボクの輪行サイクリング
 利根川下り   (2002年9月)
 外房海岸    (2003年5月)
 最上川下り   (2003年5月)
 しまなみ〜四万十(2003年10月)
 村上〜羽黒・寒河江(2004年7月)
 三陸海岸   (2005年4月)
 朝日スーパー林道(2005年9月)
 佐渡めぐり   (2005年9月)
 道南ツアー   (2005年11月)

 輪行できる交通機関の例外はバスです。最近のバスの多様化にともなって、バスによってはバゲージスペースが極端に少ないバスがあり、自転車の積載を断られるケースがあります。酒田-東京間は断られるのに、新庄-東京間はOKという場合もありますので、どの路線が積載OKなのか、事前チェックで電車と組み合わせるなどの工夫しだいで、バス輪行も不可能ではありません。
 輪行で目的地の駅に到着したとき、あるいは帰宅のために駅から電車に乗る時は、自転車の組み立てや、逆に分解して輪行袋に収納する作業をしなければなりません。この作業は改札口になるべく近いところで、かつ、一般旅行客や、駅の業務の邪魔にならない場所を選んで行うようにしましょう。
 なお、大都市圏では、1日に数十万人の乗降客がある巨大駅がありますが、輪行袋を担いでの駅構内の移動が大変になります。エレベーターがあれば利用しましょう。あるいは発想を変えて、小さな駅まで自走して輪行するほうが場合によっては負担が軽く済む場合もあります。この考え方はうんざりする巨大駅での乗換えを避けて、代わりとなる路線を利用する場合にも応用できます。 また、輪行は朝夕の通勤客で込みあう時間帯は避けるようにしましょう。場合により、係員から乗車を断られることもあります。


 「地球1周」記念走(2006年12月)
 八ヶ岳・甲武信山岳(2006年5月)
 北上川下り   (2007年4月)
 伊那・南木曾越え(2008年5月)
 青森回遊   (2008年10月)
 北国街道   (2009年5月)
 富士山麓周遊(2010年10月)
 南房総(2010年12月)
 伊豆半島周遊(2011年2月)
 大井川遡上(2011年4月)

宿泊施設のこと

 自転車旅行には宿泊がともないます。1日走って、どこに泊まるか。これを決めるのも楽しいものです。日本の場合は温泉地利用が可能ですが、これもうまい具合にあるとは限りません。もうひとつ重要なことは、日本の宿泊施設の場合、大抵、宿泊と夕食がセットになっていて、「素泊り可」が少し増えたというものの、予約なしので飛び込みで宿泊することはまだまだ困難です。そこで予約となるのですが、サイクリングの場合、1日にどの程度の距離を走るかによって、予約する宿泊施設が決まってきます。その目安は、平地換算で数10kmが目安です。長くても100kmまでに押さえましょう。また、遠隔地に輪行する場合、到着時間によっては初日の走行時間はそんなに長く取れないので、そのことも考慮しましょう。ボクの場合、初日は5〜60km、2日目以降は80kmごとに宿泊地を設定し、適当な宿泊施設に予約を入れるという方法をとっています。

 白川郷・高山 (2011年10月)
 石廊崎 天城 下田(2011年11月)
 びわ湖周回 (2012年 3月)
 碓氷峠越え本州横断(2012年9月)
 安曇野巡り(2012年10月)
 八郷・茅葺き古民家(2012年10月)
 函館ー知床・網走(2013年6月)
 五島、キリシタン風景(2013年10月)
 道北巡り(2014年6月)

キャンピング

 世界一周をしてみたい、あるいはそのまえに日本一周にチャレンジしたいと思われる人もおられるでしょう。ボクも、もし若ければと思っていますが、現実にはなかなか困難なことがあります。
 長距離サイクリングには、ホテル、民宿などの宿泊施設を利用するタイプと、それらも利用しながらテント生活または野宿を続けるというタイプがあります。別にタイプ分けをするほどのことでもないのですが、ほかに宿泊施設がない場合はテント生活を余儀なくされます。
 そうした場合は、水・食糧はもちろんのこと、炊事道具、テント、寝袋、マットなどといった生活道具類の装備と運搬がたいへんになります。そのために頑丈な自転車と装備類の自転車への取付けも工夫がいります。
 とうぜん、自転車は全体の重量が増え重くなり、走る距離もそうのばせないばかりか、荒野や山岳地域が多くなりダートや砂漠といった悪条件がさらに増えてゆきます。
 冒険家は、もちろんそうしたことは折り込み済みで計画を立て、実行しているのですが、一般のサイクリストが、そうした幕営サイクリングを行う場合は、体力はもちろんのこと、急病や突然のアクシデントへの対処法など、さまざまな角度から十分かつ慎重な検討が必要です。
 たしかにリタイヤして十分な時間をこうしたサイクリングにあてることができるのは、今しかないかもしれません。しかし同時に若くはないということも厳然たる事実ですから、家族も含めてよく検討するようにしましょう。 ボクの場合は、幕営サイクリングの経験はありません。軟弱者といわれるかもしれません。しかし日本の山々での幕営山行は雪山も含めて何度も経験していますので、幕営生活がどのようなものであるかということについては良く知っているつもりです。
 ボクのサイクリングの場合は、宿泊施設を利用して行けるところや、行きたいところは、日本にも、世界にもたくさんありますので、できるだけ荷物を軽く、軽快にサイクリングを楽しみたいと思っており、それを実践しています。こうしたサイクリングでの1日の終わりに飲むビールの喉ごしや、町の人々との語らいになにより大きな価値を見いだしているからかもしれません。




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